カッティングシート の貼り付け方法

♦︎カッティングシート をご注文のお客様へ

ご自身でシートを貼られる場合は、以下資料をご参考に貼り付けください。

<項目>
貼り付け方の選択
貼る前の準備
名称と構造
保管について
♦︎ドライ法
♦︎ウエット法

はじめに

貼り付け方の選択

お急ぎの場合や小さいもの、細かいものはドライ法で、時間に余裕がありサイズが大きいものやシビアな位置合わせが必要な場合はウエット法で貼るのがお勧めです。
ウエット法は失敗が少ないですが水分が完全に抜けて粘着力が戻るのに数日〜1ヶ月程度かかる場合がございます。特に気温が低い時や湿度が高い時は完全に乾燥して粘着力が戻るまでに時間がかかります。小さなステッカーはドライ法で指で端から擦って空気を抜きながら貼ることも可能です。

貼る前の準備

貼付ける面を洗浄します。
ホコリ、汚れ、油分を洗剤、灯油、アルコール等で落とし最後に水で洗い流すか、濡れタオルで十分に拭いてください。
塗装が弱い場合、アプリケーションシートを剥がす際に塗装が剥がれる場合がございますのでご注意下さい。貼付け作業は気温10度以上で風のない場所で行ってください。

名称と構造

カッティングステッカーは3層になっており最終的に真ん中のマーキングシートのみが残ります。

保管について

高温、多湿、直射日光を避け袋などに入れ平らな場所で保管して下さい。アプリケーションシート、裏紙が温度変化や湿気により反ったりする場合がございますので平らな物で挟んでおくと良いでしょう。
長期間の保管は避けなるべく早めにご使用ください。

!貼り付け作業を始める直前にアプリケーションシート(透明シート)の上からスキージでしっかり擦って下さい。
擦って圧着する事によりアプリケーションシートに文字、ロゴ等が接着され裏紙から剥がしやすくなります。

ドライ法

用意するもの
養生テープ(紙テープ)・鉛筆、ダーマトグラフ等・スキージ(3mm厚程度のアクリル板等の先にフェルト布を巻いたもので代用可

1.仮止め

定規等を使用し貼る位置を決め養生テープ等で仮止めします。仮止めした位置に鉛筆、ダーマトグラフ等で印を付けます。
位置が決まれば上下左右いずれか一辺を養生テープ等で止め仮止め用テープを取り外します。

1.仮止め

2.裏紙をめくる

上下左右いずれか一辺を止めたテープを軸にステッカーを反転させます。
反転させた状態で裏紙をゆっくり剥がします。ステッカーが裏紙に残る場合は一旦戻して表からしっかりこすってから再度剥がして下さい。

2.裏紙をめくる

3.戻す

裏紙を剥がしたらステッカーが貼る面にくっつかない程度に戻します。
一度、貼付くと剥がれませんので貼付かないように十分注意して下さい。

3.戻す

4.圧着

ステッカーのテープを貼っている反対側を少し浮かした状態でテープの貼ってある方から少しずつスキージでこすり圧着していきます。

4.圧着

5.仕上げ

ステッカーの表面に貼ってある透明のアプリケーションシートだけをゆっくり剥がします。
文字、ロゴなどが一緒に剥がれてこないか確認しながら剥がして下さい。
文字、ロゴなども剥がれてきた場合は戻して再度、圧着して下さい。アプリケーションシートを剥がした後に気泡が残った場合、時間が経てば目立たなくなる事もありますが気になるようでしたら針で気泡の端を突いてスキージ等で押し出して下さい。

5.仕上げ

ウエット法

用意するもの
養生テープ(紙テープ)・鉛筆、ダーマトグラフ等・スキージ(3mm厚程度のアクリル板等の先にフェルト布を巻いたもので代用)・霧吹き(水500mlに食器洗い用の中性洗剤を2〜 3滴入れる)

1.仮止め

定規等を使用し貼る位置を決め養生テープ等で仮止めします。
仮止めした位置に鉛筆、ダーマトグラフ等で印を付けます。

1.仮止め

2.水を噴射

貼付け位置全体に中性洗剤入りの水を霧吹きで噴いて下さい。
水だけではすぐに貼付いてしまい、洗剤が多いと貼付きにくくなりますのでご注意下さい。

2.水を噴射

3.裏紙をめくる

裏紙をゆっくりめくります。めくる際にステッカーが裏紙に残る場合は一旦戻し表からしっかりこすってから再度剥がして下さい。
裏紙を剥がしたらステッカーの粘着面全体に中性洗剤入りの水を霧吹きで噴いて下さい。

3.裏紙をめくる

4.圧着

ステッカーの印を位置に合わせます。位置合わせに時間がかかった場合は再度、貼付け面とステッカーの粘着面に霧吹きして下さい。
位置が決まればスキージで中心から外へ水分を完全にこすり出し圧着します。

4.圧着

5.仕上げ

ステッカーの表面に貼ってある透明アプリケーションシートだけをゆっくりと剥がします。文字、ロゴなどが一緒に剥がれてこないか確認しながら剥がして下さい。文字、ロゴなどが剥がれてくる場合は一旦戻し、再度スキージで圧着し水分が乾燥するまで数日〜1ヶ月程度触らず完全に乾燥させて下さい。気温が低い、湿度が高いと乾燥まで時間がかかります。アプリケーションシートを剥がした後に目立つ水泡が残った場合、時間が立てば目立たなくなりますが気になるようでしたら針で水泡の端を突いてスキージで押し出して下さい。

5.仕上げ

<ご了承事項>

貼られた際に一部が破損した等については、弊社では補償致しかねます。